株式投資について

まずはごくごく一般的な株式投資(現物)についてから。

宝くじやパチンコなどギャンブル性の高いものと比べればこれはちゃんとした資産運用。

株式投資には現物と信用があり、前者は手持ちの予算の範囲で行うもの、後者は手持ち予算の範囲を越えた金額の運用を行えるものだ。うまくいけば当然信用のほうが儲かるが、失敗すると大きな負債が発生するため注意が必要。

ここでは株式投資の中でも比較的低リスクな現物投資に限って扱うことにする。

あと小賢しいテクニックについても面倒なので触れない。あしからず。

株取引はかれこれ10年近く続けているが、現時点ではリーマンショックにも耐えプラスで運用できている。まぁバカみたいに儲かっているわけでもないので適切かどうかはわからないが、少なくとも定期預金よりはマシだといえる。

 

ただ、この株式投資についても様々なノウハウがあるので誰でも適当に買えば儲かるというしろものでもないことは確か。じぶんにセンスがあるなんて思っちゃいないが、多少なりとも儲かってるからにはそれなりのセンスを持っていたのだと思わざるを得ない。

 

株式投資の基本だが、儲け(利益)を出す方法は大きく括って以下の2通り

  • 安いときに買って高く売る
  • 長期保有して配当金および株主優待を得る(この場合は同値で売れても儲かる)

これだけだ。安いときに買って高く売ると一言でいえば簡単なのだが、為替と一緒でいくらだったら安くて、いくらになったら高いのかが時々刻々と変化していくのが難しいところ。

デイトレードであれば、グラフとにらめっこすればいけるという場合もあるだろうが、中長期的には統計だけでは予想できるわけがない。

そうなると、確実に今後株価が上がるであろう銘柄の目利きができるようになることが重要なのである。

自分の専門分野であればそれなりの知名度や業界トレンドで動向が読めるだろうし、テレビで特集を組んでいればもしかしてなんて勘も働くだろう。

逆に言えば、このようなトレンドに影響されない銘柄の株を長期保有して配当、株主優待で利益を得るという発想もあるかもしれない。

配当金に関しては0~数%が大多数なので、預金と比較しても大きな利回りが期待できるはず。それに加え、株主優待を現金換算出来ればその利回りはさらに大きくなる。

資産運用を目的に株を買うからには以下のどれかに着目することが重要だ。

  • 株価が上がる株を狙って銘柄を選定する
  • 配当金の利回りが高い銘柄を狙う
  • さらに、換金性の高い株主優待銘柄を狙う

株主優待には、個人的に全く縁のないものや日常的に使えるものなどといろんな選択肢がある。個人的にはファストフード店の優待などは気軽に使えて確実に消化できるメリットを感じるが、1000円以上の買い物に使える100円割引券10枚なんてのはかなり使いにくい。

最近はフリマアプリに勢いがあるので、自分では使わないものでも欲しいと思う人に売ることができるいい時代。そこまで考えて株主優待を狙うのもありなんじゃないかと思う。

とはいえ、株は銘柄によって値段が全然違う。数千円で買えるものもあれば数百万出さないと買えない株もあるので欲しいと思ったものを買うことができるとは限らない。

ミニ株なんてものもあるが、利回りまで考えるとあまり得ではない気もする。

まぁそんな感じで予算と保有年数を考えながら投資してみるといい。NISAは枠内で買った株の利益については数年の範囲ではあるが免税になるというありがたいシステムなので長期保有するつもりがある、もしくは近い将来の爆益を見切れた場合には有効に使うべきだと思う。

最後に、個人的な意見なので結果は保証しないが、業績面、もしくは優待面でメリットを感じることが多そうな銘柄を上げておく。利回りとかはちゃんと自分で計算してみてほしい。